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そろそろ仕事を辞めたい

”あと3年で仕事を辞めたい”と何年も前から思い続けている男の日記

俵星玄蕃 再ブーム

浪曲という芸能がある。

私も大好きだが、TVでは年に数回、NHKで「東西浪曲特選」という番組をやるくらいで、民放では浪曲の”ろ”の字もない。

昭和の前半は浪曲ブームがあったそうだが、今は浪曲師をTVやニュースで見ることは全く無い。再ブームが起きるために浪曲界唯一の希望だった国本武春師匠は志半ばで他界した。古い世代には知名度のあった二葉百合子師匠や歌謡浪曲の第一人者だった真山一郎師匠も引退した。浪曲界は高齢世代の浪曲師が高齢世代のファンを満足させるためだけのものになり、後は消えていくだけのカウントダウンに入ったと思っていた。

そんなところにきて、なぜか最近、若手演歌歌手が浪曲を歌ってくれている。

三山ひろし山内惠介三波春夫師匠リスペクトのようだ。ともに俵星玄蕃を演じている。

かつて私が三波春夫師匠の俵星玄蕃に衝撃を受けて浪曲好きになったように、これら若手演歌歌手のファンが歌謡浪曲を聞いて浪曲を知り、本当の浪曲へも目を向けてくれるようになれば幸甚である。

しかしせっかくの浪曲復興のチャンスに水を指すようで気が引けるが、どの歌手もあまり上手くない。正確にはメロディー部分は上手いが、セリフ部分が上手くない。「浪曲は歌ではなく、セリフに節を乗せたもの」という点からすれば、メロディー部分は正直どうでも良かったりもする。物語を聞かせるように演技が必要なのである。

youtubeには下記歌手の映像がある。

三波春夫三山ひろし山内惠介、島津亜矢、柳亭市馬徳永ゆうき

どれでも好きな人から聞いてみて欲しい。もちろん三波春夫師匠がダントツでおすすめだ。その次は柳亭市馬さんかな。

因みに、坂本冬美さんは歌謡浪曲「まぶたの母」を演っている。これはよく出来ているので必聴である。