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そろそろ仕事を辞めたい

”あと3年で仕事を辞めたい”と何年も前から思い続けている男の日記

稀勢の里の初優勝について思う

日記

稀勢の里の初優勝が決定した。

直後のインタビューで、稀勢の里の右目から涙が一滴落ちていた。

それを見て思わずもらい泣きした。

 

横綱を倒せる実力をもち、大関で一番強いと言われながら、後輩大関に”幕内最高優勝”は先を越された。

毎回勝負処で失速し、関係者やマスコミに「メンタルが弱い」と叩かれてきた。そんな不甲斐なさは自分がいちばんわかっていただろう。反論もしたかったろうが、結果が出ないうちは言い訳にすぎない。あの涙はそんなものが積もりに積もったものだったのかもしれない。

 

本人も協会も待ちに待った今回の優勝により、千秋楽で白鵬に勝てなくても横綱昇進の話もあるようだ。個人的には今回の優勝だけでは不足していると思うが、協会は早く和製横綱を誕生させたい雰囲気がある。

しかし、今場所はあまりにも恵まれすぎていたことも事実。2横綱の休場。豪栄道の休場による不戦勝。照ノ富士の怪我による不調。つまり、上位陣(横綱大関)で一つしか勝たないでの優勝という内容の低さは平幕優勝と同じレベル。

また、取組内容もあまり良くなかった。相手が勝手にコケてくれたことでなんとか勝った相撲が多かった。

そして一番大きい要因は白鵬の不調。上位陣と当たらずの14日目までで3敗という、過去に例がないほど調子が良くなかった。いわば棚ぼた優勝に近い。こんな恵まれた場所は今後二度とないだろう。

豪栄道琴奨菊は優勝した次場所で何れも失速している。その原因はともに稽古不足だ。元々稽古不足の噂がある稀勢の里横綱に昇進させると来場所2ケタ勝利に届かない可能性もある。それを見極めるために来場所に準V以上の結果を残せば文句なく横綱昇進させれば良い。もう1場所様子を見て欲しいところだがどうだろうか。

 

肝心なところで負け続けた稀勢の里に必要なのは「メンタル」と言われてきた。この「メンタル」というのはあることがきっかけで解消することがある。

今回の優勝が稀勢の里にとってそのきっかけになるかもしれない。既に実力は横綱クラス。課題だったメンタルも解消すれば、来場所からは稀勢の里時代が来てもおかしくはない。もちろん、変わらない可能性もある。どちらになるのかは、来場所以降にわかることになる。

 

どうしても、今まで期待を裏切られ続けただけに厳しく見てしまっているが、これだけは言っておこうと思う。

 

優勝おめでとう。