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そろそろ仕事を辞めたい

”あと3年で仕事を辞めたい”と何年も前から思い続けている男の日記

紅白歌合戦の演出について

去年の紅白歌合戦の司会ぶりや演出が色々と言われている。

概ね同意する。私は最近の歌はわからないので演歌部分しか聞いていないが、もう少しなんとかなったのではと思っている。

演歌なんて最近の若者は聞かないのだろう。しかし、もはや文学に近い歌詞。無理なく口ずさめるメロディー。それを歌いこなす歌手の表現力。その三位一体が織りなす演歌とは経験を重ねるにつれ沁みてくるもの。つまり演歌を理解するにはある程度年齢を経る必要がある高度な音楽文化だと思っている。

その演歌ファンの大多数が見る番組が紅白歌合戦である。

NHKは家族全員で見ることのできる番組作りを目指しているのだろう。その演出の苦労は随所に見てとれるものの、2016年は上手く行かなかったようだ。

究極の目標は、演歌好きの人は満足し、紅白歌合戦を見ることで普段聞かなないような若者向けの音楽の良さを理解できるようになることである。

そういう意味で演歌勢と若い歌手がコラボするのは良いかと。しかし、コラボというのは難しい。演歌勢の良さを活かしつつ、盛り上がるようなオプションをつけないと伝わらない。後ろで大勢踊っていれば良いというわけではないのである。その点去年の演出はあまり演歌愛というかリスペクトが感じられなかった。

 

以下、私見を。

三山ひろし

 若手演歌歌手のホープである。爽やかな声と嫌味のない顔。古い曲を歌っても違和感のない貴重な才能を持った歌手である。明るいキャラクターが使いやすい分、けん玉というコミカルに寄ってしまったのが残念だ。本人はけん玉を愛しているので文句はないのだろうが。

 

福田こうへい

 民謡チャンピオンで歌唱力は文句なしだが、キャラクター的に福田こうへいは明るいキャラクターではないので三波春夫は難しい。むしろ三山ひろしが適任。東京五輪音頭を歌わせるためだけであれば他の歌手でもよかったのでは?福田こうへいは超ロングヒットの曲があるのでそれがそっちが良かった。

 

山内惠介

 三山ひろしと並ぶ若手演歌界のホープ。まぁ良かった。

 

天童よしみ

てっきり、今年そこそこ売れた「女のあかり」を歌うと思っていたが、別の曲。自分の曲であるだけまだマシなのかもしれないが、島津亜矢に美空ひばりを歌わせるのであれば、現代の美空ひばり歌い手No1の天童よしみに歌わせたほうが良かった。(No2はキム・ヨンジャ

 

市川由紀乃

NHKに出る時は毎回亡き兄のネタ。もういい加減本人の力だけで歌わせてあげてください。去年あれだけ売れた「命咲かせて」で出場できなかった時は、チャンスを掴み損ねたと思ったが2年連続のヒットを出して晴れて出場。紅白効果でもっと売上を伸ばして欲しい。

 

香西かおり

真田丸のテーマを無理やり入れられて。。。しかも下品な踊り付き。「セクシー=露出が多い」という安直な発想が貧しい。梅沢富美男に習ってこいと言いたい。一人で踊らす場合は日本舞踊等のある程度の素養がある人に限って欲しい。やはり何事も基本が大事。上っ面だけのものは良くない。

 

水森かおり

もはや衣装要員。演歌界一、丁寧に歌う水森かおり。たしかに毎年似たような曲なのは否定しないが、演歌の良さを伝えるには、こういう丁寧な人にちゃんと歌って欲しい。

 

島津亜矢

声量はあるが、一本調子。”川の流れのように”は合っていない。激流の歌だった。どうしても美空ひばりを歌わせたいなら”柔”の方が良かったかも。

 

五木ひろし

もったいないの代名詞。大トリの嵐では弱いのはわかっているだけに、”契り”や”大河”などでしっかり占めてほしかった。

 

坂本冬美

今年は「女は抱かれて鮎になる」がヒットしたのに、歌わせないとは。

踊りが邪魔

 

氷川きよし

氷川きよしはなまじルックスが良いだけに、軽い歌ばかり歌わされているが、実はこういう古めの本格派の歌のほうが響く。しかし、復興を願う熊本城で荒れ果てた城を想う歌は正しい選曲なのかは不明。

 

石川さゆり

貫禄。近年は津軽海峡・冬景色とのローテーションだが、良いものは良い。

 

以上、2017年以降によりよい番組になるように、僭越ながら紅白歌合戦の演出についての意見を出してみた。何かの気付きになれば幸いである。

 

ps.

新垣結衣かわいい。思わずニヤニヤしてしまった。